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ニール・ゲイマン.『墓場の少年 ノーボディ・オーエンズの奇妙な生活』.角川書店,2010.9.

墓場の少年  ノーボディ・オーエンズの奇妙な生活墓場の少年 ノーボディ・オーエンズの奇妙な生活
(2010/09/25)
ニール・ゲイマン

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イギリスのカーネギー賞とアメリカのニューベリー賞、
両方の有名な児童文学の賞を受賞した作品。

原題は『THE GRAVEYARD BOOK』
直訳すると < 墓場の本 > なんだけど
日本語訳はサブタイトルが
妙にまぬけな感じにくっつていて
それなら直訳のほうがまし?とか思うような(苦笑)

最近流行りの漢字にカタカナルピで原題とかのほうがかっこよかったかもね~。
なんて思うのは私だけかなぁ。




さて、本の話。



装丁がとてもきれいです。

本の天地(上下からみたページ部分)は濃い青だし
ホラーを連想させつつも
おごそかな感じもする素敵な装丁です。




いきなり、ナイフをもって一家惨殺しようとしているシーンからスタート。

奇跡的に一家の赤ん坊が
墓地に逃げ込んで墓場の住人に助けられます。

赤ん坊はノーボディ(誰でもない)と名づけられ
幽霊のオーエンズ夫妻の養子になります。

後見人・サイラスが様々な事を教えてくれます。

サイラスはイギリス児童文学によくある、導いてくれる師範的な役割のポジションです。
幽霊でもなく生きているわけでもないとかいう不思議な存在。

墓場の住人にまもられて
成長していく少年。
普段はボッドとよばれます。

幽霊たちはみな親切で
持てる知識を教えようとしたり
悪いものから守ろうとしたりしてくれます。

ボッドもまっすぐな心の少年に成長していきます。

途中、人間の学校に行ってみたり
人間の少女と知り合ったり
様々な体験をします。

メインは12歳から15歳の物語。

人間の少女と仲良くなるのですが、
それは、ボッドの元の家族を殺した犯人 < ジャック > の罠を誘います。
ジャックは一人でなく、グループで
ボッドを殺そうとせまってきます。

どうにか敵を追い払い、危険がなくなるものの
人間の少女とは はなれるしかなくなります。

15歳になるころには
墓場の生活から生きている人たちとの生活へ
踏み出すことになる・・・・そんなシーンで終わります。




たいしたボリュームの本ではないのに
深く印象に残りました。


評価
面白さ  5
怖い話かと思っていたのですがホラーではないです。
どちらかというと冒険ファンタジーのようなのり。
お勧め度 5
再読度  5



最後の旅立ちのシーンが印象的。
いろいろな謎はそのまま残ります。
それでも旅立たなくてはならない・・・。






一般向けの様な装丁。ルピは少なめ。
一応YAだと思う・・・。

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2011/02/18 15:14 |   ニール・ゲイマンCOMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

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