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荻原浩.『愛しの座敷わらし』上・下.朝日新聞出版,2011.5.

愛しの座敷わらし 上 (朝日文庫)愛しの座敷わらし 上 (朝日文庫)
(2011/05/06)
荻原 浩

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愛しの座敷わらし 下 (朝日文庫)愛しの座敷わらし 下 (朝日文庫)
(2011/05/06)
荻原 浩

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2012年GW映画化作品だそうな。

突然、東北の田舎へ転勤が決まった家族。

父・高橋晃一は、会社人間で
家族の事をあまりわかっていないし
母・史子は、専業主婦で、子どもに対してちょっと過干渉ぎみ。

祖母・は、高齢者うつ・・とか言われていて
家族ともあまりかかわろうとしない。

中学生の姉・梓美は、友達に気を使いすぎて本音が言えず
それが気味悪がられているのに気付かずに
学校では周りから浮いていて
友だちがいないタイプ。

小学校4年生の弟・智也は
ぜんそくを持っているので母になんでも制限されていて
うっとおしいと思っている。

そんなバラバラで崩壊寸前の家族が
田舎の古民家・・・しかもかなり大きなお屋敷・・へ引っ越してくる。

で、
タイトル通り
そこが座敷わらしの住む家。

座敷わらしを
はじめに見たことで
結託するのが
智也とおばあちゃん。

この2人は
座敷わらしがいてほしいと願っている。

梓美は
鏡に写っているのを目撃するも
お化けだと思い、とても怖がる。

史子も鏡で見てから
異常に怖がるようになる。



智也にも、梓美にも、史子にもおばあちゃんにも
友だちができたり
家族の悩みがあったり
晃一は会社人間としての自分を反省したり
などなど
どこの家にもありそうな
普通の人なら、家族の誰かの気持ちに近い状態になれると思うような
家族の物語。

最後は
ほんわか温かな気持ちになれるような
ハッピーエンドです。




ちなみに
この本を貸してくれた人は

このお母さんの気持ちに入り込むのよ~。

とか、おっしゃっていたし、

後書には
主演の水谷豊さんが
晃一の気持ちになれる・・・と
書かれていたのですが

私の場合は
ほぼ終始、智也の気持ちに寄り添って読んでいました。

確かに
その時その時で
主人公が変わるので
その時の主人公の気持ちになりきってしまうのだけど
最終的には
私の場合は「智也」だね♪



座敷わらしって
何なのか・・・というのも途中で出てきます。


家族再生のすてきな物語です。


評価
面白さ  4.5
再読度  3.8
お勧め度  4.5


そうそう、新聞連載をまとめたものだそうな。
なので
どこかが特別盛り上がるわけではないのだけど
かといって
あきるということもなく読めます。

ルピなしの一般書。

読めるのなら小学校高学年ぐらいからでも楽しいかも。
実際の読書力を考えると
中学生以上かなぁ~。




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2011/12/13 19:24 |   荻原浩(おぎわらひろし)COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

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