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喜多喜久.『猫色ケミストリー』.宝島社,2012.4.

猫色ケミストリー (『このミス』大賞シリーズ)猫色ケミストリー (『このミス』大賞シリーズ)
(2012/04/06)
喜多 喜久

商品詳細を見る


『ラブ・ケミストリー』の続きかな~と思ったのですが
ちがう話です。

舞台は大学の農学部。
主人公の菊池明斗は野良猫以外につきあいのない
人嫌いの修士の学生。

ある日、野良猫と
化学系の修士課程の女子学生・辻森スバルと
一緒に雷に打たれる。

気がつくと
辻森さんは猫になっていて
自分は辻森さんになっていて
菊池明斗の体は意識不明ということになっている。

しかも
猫の辻森さんと
辻森さんの自分はテレパシーで話せるらしい。
(この辺り、やっぱりラノベっぽい!)

菊池明斗は卒論が完成しているものの
辻森さんはまだ実験中なので
彼女の実験を行うために
猫を研究室につれていく許可を取り付ける。

研究室は
メタボなのに元野球少年だったという三浦先生。
美人秘書の雨宮さん。
学生は
いかにも理系の人づきあいの苦手そうな男子2人に
猫好き女子と辻森さんの計4人というメンバー。

ある日
キャットフードに白い粉がついていて
それがなんと覚せい剤?・・・ということがわかります。

どうやら
内緒でだれかが研究室で覚せい剤に近い物質を合成しているらしい。

犯人探しミステリーです。

化学の実験の描写は
はっきり言って初心者にはなんのこっちゃ?というような用語のオンパレードなんですが
フラスコとかなんとかいうややこしい名前の装置やら溶媒やら触媒(???)やら
ドラフトという言葉は何度も出てくるけど
いまいちイメージできてないし(苦笑)

そんな状態でも
なんだか一緒に化学研究室の中で
試験管とかそういうのを並べているような気分になるから
不思議です。

犯人は予想外の人です。


評価
面白さ  5
再読度  4
お勧め度 5


ルピは最小限の一般書。


三浦先生がかなり予想外の動きをします。



元に戻る方法は
はじまりのことを考えると
もうちょっとラノベ風でもよかったかも(笑)

この本もやっぱりラブコメです。

ジャンルは、ミステリーかラブコメか
どっちか選べと言われたら
「ライトノベル風ラブコメ」
という表現が一番いいかもね(笑)


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2012/07/08 23:30 |   喜多喜久COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

喜多喜久.『ラブ・ケミストリー』.宝島社,2011.3.

ラブ・ケミストリーラブ・ケミストリー
(2011/03/04)
喜多 喜久

商品詳細を見る


図書館で見かけて
表紙絵とタイトルにつられて借りてみました。

「このミステリーがすごい!」大賞の優秀賞受賞作品なのだそうです。

この賞ってミステリーだと思っていたのですが、
この小説は
ミステリーというよりは
ラブコメです(笑)



主人公は
東京大学農学部の
化学を専攻している大学院生・藤村。

研究室に秘書としてやってきた真下さんにひと目ぼれしてしまい
それまであった研究に役立つ特殊能力が
機能しなくなってしまっていた。

「私」というだけの謎の人物。
カロンという自称死神に
クリスマスまでの命だと告げられ
最後の望みをかなえてくれるという。

「私」は藤村の特殊能力を取り戻してほしいと願う。

藤村にカロンが接触してきて
能力を取り戻すために
真下さんと恋愛関係になりたいのか
きっぱり忘れたいのかどちらか確認にくる。

それで真下さんと恋人になりたいと希望する。

でも
化学に人生をささげてきているので
告白しろといわれたり
メールを送れといわれても
どうしていいのやらわからないありさま。

その他の登場人物も
大学院の若い人たちなので
それぞれが
個性的で
それなりに恋愛感情を持っていたりする。

恋愛に関しては
大変うぶな方たちだし
面白いです。

で、

もともとの願いをカロンに願った人物というのが
「えぇ~えぇ~えぇ~???」
というほどの人だし
その人物の本当の願いというのも
びっくりするような内容で
最後の最後に
一気にわかる仕組みです。

途中経過は
完全な理系の大学内でのラブコメ。

カロンに願った人物の未来は?!

読後感も
とってもいいし
本当にお勧めです。



評価
オール5

ルピはほとんどなしの一般書。

内容は
ライトノベルかと思うほどの
個性的な登場人物たちに
学園物のラブコメというのりの小説です。

しかも
最後の最後は
思いもよらない展開が
次々と・・・。

カロンの設定とか藤村の特殊能力の設定が
ものすごくライトノベルっぽいです。

中高生は好きでしょうね~♪

私も好きだし♪

2012/05/23 00:14 |   喜多喜久COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

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