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森鷗外.『舞姫 珠玉選』.講談社青い鳥文庫,2011.2.

舞姫 ―森 鴎外珠玉選― (講談社青い鳥文庫)舞姫 ―森 鴎外珠玉選― (講談社青い鳥文庫)
(2011/02/10)
森 鴎外、土屋 ちさ美 他

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『舞姫』の現代語訳です。

先日の理論社のものよりも
こちらの方が好きでした。

『舞姫』
『山椒大夫』
『高瀬舟』
『杯(さかづき)』
『文(ふみ)づかい』
の現代語訳です。

訳も読みやすいし
イラストがあるのも読みやすいです。

しかも
最初と最後に解説付きです。

『山椒大夫』の関連地図は、始めてみました。
こうしてみると各地を旅したのだとわかります。

山椒大夫や高瀬舟は
原文でも違和感なく読んでいたのですが
こうして現代語訳にされてみると
やっぱりいまいち理解してない部分があったような感じがしました。



こうして鷗外を読んでみると
やっぱり凄い内容です。


人間の奥深さを考えさせられる作品ばかり・・・。

これだけの短い文章の中で
複雑なドラマが展開していて
圧倒されます。


一度、ぜひ現代語訳を読んでみてほしいな~
と思います。

評価
現代語訳に関しては
賛否が分かれるところだと思いますが
小中学生に読んでもらうには
こういうのもいいのではないかと思います。

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2012/08/09 22:46 |   森鷗外COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

森鷗外.『現代語で読む 舞姫』.理論社,2012.5.

現代語で読む「舞姫」 (現代語で読む名作シリーズ)現代語で読む「舞姫」 (現代語で読む名作シリーズ)
(2012/05/16)
森 鴎外

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森鷗外の『舞姫』といえば
豊太郎がドイツに行って
踊子のエリスと恋に落ちる。

やがて理不尽な言いがかりで官僚の仕事を首になり
新聞の現地特派員の仕事を得て
貧しいながらもエリスと肩を寄せ合って幸せな時をすごす。

そのうち、名誉挽回のチャンスが訪れ
お金だけを渡し
豊太郎の子を身ごもっているエリスを切り捨てるように
大臣のロシア行きに同行する。

ロシアから戻り日本へ帰ることを打診されたとき
豊太郎はエリスと別れることを決意。

見捨てられたと知ったエリスは心を病んでしまう。

豊太郎はそんなエリスを見捨てて日本へ帰る。




という
エリスの目線だとものすごーーく自分勝手で
傲慢な男の物語だと思っていたのですが
実際はあらすじを知っているだけで
本文は文語調なので読みにくくて読んだことがありませんでした。

今回、この本は
ドイツ3部作とかいうドイツ女性がからんでくる恋愛小説が
現代語訳になっています。



そっか・・・
豊太郎は何も考えてないタイプの男性で
傲慢っていうわけじゃないんだ・・・。。。

むしろ
その場その場で
楽な方へ流されて生きているタイプの人なんですね。

エリスとは恋愛関係ではあったのでしょうが
やっぱり状況に流されているような部分があって
もしもそんな状況にならなければ
深入りもしないまま終わっていた可能性もあるような
そんな人なんだね~。

エリスはたぶん生い立ちからも境遇からも
そんな風に紳士的に接してもらったり
師弟関係だったというくだりからしても
教育を受けるチャンスを与えてくれた豊太郎に
尊敬とあこがれがあって
他にそんな人に出会ったことがなかっただけに
豊太郎にはまっちゃったんでしょう。

だからこそ
彼が困った状況になった時に
さっと手助けして
住む場所を提供したりしているわけなのでしょう。



現代でも
えぇ~?!というほどのドロドロ恋愛なので
明治時代当時だったらどんなに衝撃的な作品として
世に出てきたのか・・・と思うと
びっくりですよね。

軍医さんなのに
こんなドロドロ恋愛小説(苦笑)


ぜひ、一度
読んでみてほしいかも・・・と思います。


他にも2つ物語が入っています。
『うたかたの恋』『文づかい』(原文は『文づかひ』)です。
ドイツ三部作とよばれているそうです。

どれも恋愛小説で日本の青年が主人公。
ドイツの少女や女性とのかかわりです。


評価
名作の現代語訳なので
原文をよんでいないので評価できないです(^^;)


一度は現代語訳でいいので読んでおくといいかも。

少し硬い感じの文章です。

後書の解説には
雅文体とかいうのが原文のことばらしく
「ながれるように美しい文体」と書かれているので
訳だけではイメージできない何かがあるのかも。

だからと言って
理解に時間がかかる状態で
原文読んでもそういうニュアンスはわからないかと思うと
ちょっと残念です。

YAレベルのルピ付き

文字の大きさは小学校高学年程度から。


2012/07/14 18:50 |   森鷗外COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

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