スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

--/--/-- --:-- | スポンサー広告  TOP

ルブラン.『怪盗紳士ルパン』読み比べ

怪盗紳士 (シリーズ怪盗ルパン)怪盗紳士 (シリーズ怪盗ルパン)
(1999/11)
モーリス ルブラン、南 洋一郎 他

商品詳細を見る


怪盗紳士ルパン (アルセーヌ・ルパン全集 (1))怪盗紳士ルパン (アルセーヌ・ルパン全集 (1))
(1981/10)
モーリス・ルブラン

商品詳細を見る


怪盗紳士―怪盗ルパン全集 (ポプラ文庫クラシック)怪盗紳士―怪盗ルパン全集 (ポプラ文庫クラシック)
(2009/12)
モーリス ルブラン、南 洋一郎 他

商品詳細を見る


図書館にこの三種類の怪盗紳士ルパンがありました。
きれいな装丁で、一番手にとりやすい雰囲気のポプラ社「怪盗ルパンシリーズ」。

これは南洋一郎/文ということで、読みやすいものの
なぜか違和感が・・・。

たしか、この話って
僕・・・という話者がいて
それがこの物語のキーなんじゃなかったっけ?

でも、この本では
全員に対して客観的に書かれています。

解説文をよむと原作通りの訳ではないので
「/訳」じゃなくて「/文」なのだそうな。


では、完訳ものが読んでみたい・・・
そこで次に見つけたのが
偕成社の「アルセーヌ・ルパン全集」
これは、思っていた通り、
僕という話者の視点から物語がすすむのだけど
登場人物の話言葉がなんだかレトロ。



図書館の検索だけで、一番新しいものだと思って
借りたのが
ポプラ社の文庫で「怪盗ルパン全集」。
来てみてびっくり!
なんと、
私が子供時代に読んだ本の
文庫装丁での復刻版でした。

この訳者さんが
南洋一郎さんで
最初の「/文」の本の人でした。

もちろん、古い翻訳なので
言葉使いがものすごくレトロで
かなり読むのにつかれてしまいました。



そんなわけで
これだけ読んだにもかかわらず
じゃあ、もっとルパンを読みたいか・・・というと
最初のポプラ社の「/文」のものが一番まし?

でもやっぱり
僕という話者がキーワードの物語を
こんな風に意訳しちゃうような人の作品は
やっぱり気になっちゃうし・・・・。

もっと読みたいんだけど
どうしようかな~。

この訳がお勧め!
っていうのないのかな~?


評価
ちょっと無理かな(苦笑)

ポプラ社の怪盗ルパンシリーズと
偕成社のアルセーヌ・ルパン全集は
児童書としてでているので
YAレベルのルビあり。

ポプラ文庫クラシックの怪盗ルパン全集は文庫なので
ほとんどルビなし。

スポンサーサイト

2012/10/14 23:33 |   モーリス・ルブランCOMMENT(3)TRACKBACK(0)  TOP

モーリス・ルブラン.『ルパン、最後の恋』.早川書房,2012.9

ルパン、最後の恋 〔ハヤカワ・ミステリ1863〕 (ハヤカワ・ミステリ 1863)ルパン、最後の恋 〔ハヤカワ・ミステリ1863〕 (ハヤカワ・ミステリ 1863)
(2012/09/07)
モーリス・ルブラン

商品詳細を見る


今年、フランスでお孫さんが発見されたとかいう
ニュースにもなっていた
ルブランの遺稿。

推敲途中だそうなので
解説にもいろいろ書かれていますが
感想を一言でいえば

「やっぱり、ルパンは素敵」




40歳のルパンです。

推敲が足りないのか、

解説に書かれているように
この前にある予定の
『千年戦争』・・・たぶんルパンの祖父の関わる歴史小説・・・と
『四人の娘と三人の息子』というルパンシリーズの作品が
未完成でないせいなのか、

確かに
ちょっと物足りない感や
唐突感は多少あるのですが

それらを補ってもあまりあるほどの
大人の魅力たっぷりのルパンです。



子どもの頃
どんなにルパンに夢中になっていたことか・・・。

今、こうして読んでみても
ルパンの行動、考え方、人間性、他者への気遣い、苦悩・・・などなど
やっぱり、彼に魅せられてしまいます。

今回は
ジョゼファンとマリ=テレーズという2人の少年少女も
魅力あるキャラだし
この小説の主人公のコラという女性も
彼女の友人の一人である伯爵も
魅力的な人たちです。

敵役のお金さえあれば
だれにでもつく悪党3人組も
面白くてわかりやすくて個性的な人物設定です。



こんな風にみてみると
キャラ立ちがしっかりできていて
全員が個性的で魅力的。

敵の裏を読んで行動したり、
歴史的な流れをくむものが
狙われている品物だったり、
ルパンが恋に悩むところも
素敵だったりするのです。



あぁ~、
もっともっと
この続きとかもあってもよさそうな設定なんだけどな~。

ジョゼファン&マリー=テレーズの冒険とか
新シリーズ、ルパンファミリーの冒険とか
なんでもいいから
もっと読みたいかも・・・
と思っちゃいます。


70年も前の遺稿なんですよね。


古さは 全く感じません。




やっぱりルパンは素敵。


評価
・・・なんてできると思う?

だって
私のミステリー好きの原点は
ルパンなんだし?

ルパンなら
どれだけ金星つけても
足りないとしか言えないわよ!(笑)



ルビなしの一般書。


ここから読んでも問題ないけど
ぜひ、未読の方は
『8・1・3の謎』とか
『奇岩城』とか
『怪盗紳士ルパン』とか
『緑の目の少女』とか
『ルパン対ホームズ』とか
・・・きりがないのでこの辺にしておきますが
他のも読んでみてくださいな。


ミステリー度はもっと高いものが多いです。

恋に苦しむルパンもいいんだけどね(^^;)

今でも怪盗紳士とかルパンを
モデルにしたものとか
いっぱいあるもんね。

彼以上のキャラクターは
いないってことなのよね~。


世界中を魅了したルパン。

もう新しい冒険に出かけることはないのね。

最後は彼にとって
もっとも重要で大切な宝物を手にして終わっているので
ここで終わりでいいのかもしれません、

2012/10/01 00:00 |   モーリス・ルブランCOMMENT(2)TRACKBACK(0)  TOP

 | BLOG TOP | 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。