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森博嗣.『トーマの心臓』.講談社,2010.10.

トーマの心臓 Lost heart for Thoma (講談社ノベルス)トーマの心臓 Lost heart for Thoma (講談社ノベルス)
(2010/10/07)
森 博嗣

商品詳細を見る

読んでいないうちに新書版が発行されていました。

漫画家の萩尾望都さんの作品を
『スカイクロラ』などの作家、森博嗣さんが小説にしたものです。

一言で言うなら
「哲学的」な雰囲気の本でした。

しかも、
どう読んでみても
森さんカラーの小説です。

このマンガは読んだことはないのですが
萩尾望都さんの他のマンガは
たぶん今でもどこか探せばうちにあるはず。
たしかにこの人のマンガも
ちょっとこういう空気感だとは思うものの
森博嗣さんの空気感を持った小説になっているのが
不思議だし素敵です。




日本の全寮制の男子校。
金持ちの子弟が通う。
学校の趣味(?)で
全員にドイツ語風のニックネームがつけられていて
そのニックネームで生徒たちも先生も生活している。

トーマは
自殺が事故かは不明な亡くなり方をした主人公より年少の少年。

主人公はクオーターの少年。
ドイツ人の容姿が少し入っているオスカー。

同室のユーリは
トーマから手紙をもらったりしていたが
いつも冷たくあしらっていた。

なくなる直前にもユーリに手紙を出している。

その学校へ季節はずれの転校生エーリクがやってくる。
彼はトーマにそっくり。

オスカーとエーリクとユーリ。

それぞれがかなり重い過去を背負っていて
いろいろと悩んでいる。

最後にはそれぞれが
自分自身の悩みにも折り合いをつけて
進んでいくことになる。



評価

んーーーどうしよう。
読後感は4.5だけど
最初のほうはなかなか読みすすめなかったのよね。
でも
後半は一気に読んでしまうようなそういう展開です。

そんなわけで

面白さ  3.5
再読度  3.5
お勧め度  4

おまけで、読後感 4.5

というかんじかな?

ルピなしの一般書。

哲学的な感じなので
好きな人はすごく好きだろうな~と思います。 

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2012/02/16 10:27 |   森博嗣COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

森博嗣.『STAR EGG 星の玉子さま』.文藝春秋,2004.11.

STAR EGG 星の玉子さまSTAR EGG 星の玉子さま
(2004/11/03)
森 博嗣

商品詳細を見る
タイトルについて。
表紙はルピなし。
本文では「たまこさん」というルピ。
奥付は「たまごさま」。。。。。

<こ>と<ご>のちがいなだけに気になります(笑)

わざとなんでしょうけどね!

さて、
この本はサンデクジュペリの『星の王子様』のパロディー・・といっても
まじめな本です。

玉子さんのつれあいの犬の名は「ジュペリ」。
星の王子様の星みたいに 小さくて、1人用の丸い星が いっぱいある。
そんな宇宙を旅行して
玉子さんはいろいろなことを感じたり、考えたりして、最後に大きな星に向かうところでおわります。

解説のページがあって、
本来、こんな小さな星は丸くないし、重力もこんなふうにはないはず・・・
という説明と
すべての星の絵を360度回転させ、あらゆる方向から見ることも勧めています。

ま、このあたりは、
理科系作者と言われているだけあって、
理科的な解説も付いているってことですね(^0^)//


昨年度の貸し出し冊数を検索してヒットしてきた中から
「えっ?! 森博嗣が7分類?」と疑問に思って手にっとったわけです。

この作者って絵も描く人なんですねぇ。


評価
面白さ   4.8
再読度   4.5
お勧め度   5

読書嫌いの子でも充分おもしろいと思う。
しかも、内容は結構いい。
表面的にはたのしいし、奥が深くて何度も読みたくなる。

文庫版も出ているらしいけれど、
絵の楽しさのために、ぜひハードカバーの大きい本でみてほしいです。

2009/10/31 23:28 |   森博嗣COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

森博嗣.『ダウン・ツ・ヘブン』.中央公論新社,2005.6.

「スカイ・クロラ」シリーズ 第3弾

クサナギ・スイト主人公で、「ナ・バ・テア」の続き。
スカイ・クロラに出てくるカンナミとも出会う。
「会社」というものが何を考えて戦いをしているのかさっぱりわからないが
物語の核となっている「キルドレ」についてはかなり分かってきた。

戦闘機で飛ぶシーンは本当に心地いい。

文章がいいっていうだけでなく、
文字数やページ内の文字の配置までが
「空を飛ぶ」専用モードである。

あっという間に読んでしまったので、
次の作品を図書館に予約したものの
まちどおしくてしかたない。

ナ・バ・テアなんて予約したことを忘れるほど待たされたからねぇ(ため息)
次も早く来てほしいな。

面白さ  4.5
お勧め度  4.5
再読度  4 すでに2回読んだ(笑)

2009/03/12 20:04 |   森博嗣COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

森博嗣.『ナ・バ・テア』中央公論新社,2004.6.

『スカイ・クロラ』の2巻目。
一気読みしてしまった。

前作を読んでから少し時間が空いていたので、
主人公の「クサナギ」が自分の人称を「僕」と称していて
途中まで「男性」だと思い込んで読んでいた。

そういえば、「草薙 水素」は『スカイ・クロラ』で「カンナミ」の女性上司だった人物だ。

クサナギがまだ役職付きでない、ただのパイロットだったころのストーリーである。

今回は、前回のなぞがかなり解明された。
クサナギの子どものこと、キルドレのこと、敵のチーターのついた飛行機のこと、
カンナミの状態のきれいな飛行機はきっとクサナギの機だったんだろうなぁ・・・とか。



装丁は夕焼け空でとてもきれい。

相変わらず空を飛ぶシーンは、
文字だけなのに臨場感たっぷりで、
一緒に空にいる感覚になる。


面白さ  5  かなりよかった。
再読度  4.5 ぜひ、続きもよみたい。
お勧め度  4.5  かなりいいんだけど、『スカイ・クロラ』を先に読むべき。

2009/02/28 09:47 |   森博嗣COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

森博嗣(もりひろし).『スカイ・クロラ』.中央公論新社,2001.

スカイ・クロラスカイ・クロラ
(2001/06)
森 博嗣

商品詳細を見る
『スカイ・クロラ』を読む。

昨年(2008年)の夏に押井まもる監督のアニメ映画が公開されて話題になっていた作品。
作者の森博嗣は、別の作品の作者紹介では、「理系ミステリー作家」とされていた。

で、この本はというと、ジャンルはなんだろう?
よくわからなかった。

力のある人気作家だけあって、一気に読めたのだけど、設定その他何もわからないままに終わってしまったような気がした。。

主人公は、「カンナミ」(ユーヒチ)で、戦闘機のパイロットである。
赴任してきたところには「笹倉」というすご腕のメカニックと
女性上司「草薙水素」がいる。

飛行機の描写はとても臨場感があり、文字だけなのに、空を飛ぶ爽快感が気持ちよく伝わってきた。

飛行機のメカニックに関しても詳しく書かれていて、なんとなくその気になってくる。

真ん中あたりまで読んで、ようやく、
戦争を請け負う会社の社員だということがわかってくる。
設定としては、近未来?
ジェットエンジンの飛行機が50年前の大戦のころ・・・というあたりからしても、
近未来の設定なのであろうか。
SFっぽいものは特に出て来ないので、現代のことような気もする。

唯一出てきて、ストーリーを左右する言葉が
「キルドレ」である。

これも、どういう設定なのかよくわからない。

あまり年を取らず、過去の記憶があいまいで、永遠の子供だとストーリー上では言っている。
もしかすると、普通の子供ではなく、戦闘用につくられた人間なのかもしれないし、
それとも、普通の子供の中から「キルドレ」と呼ばれる人が出てくるのかもしれない。
戦争関連の仕事をするのは、「キルドレ」らしい。

最後にカンナミは草薙水素の自殺願望をかなえることになるが
なぜ、そうすることになったのか、その後どうなるのか・・・などは
一切書かれておらず、
何もかもが、幻想的で抒情的な不思議なムードの作品であった。

舞台のほとんどが「空」と「戦闘機」と「基地」なので
映像化すればかなりきれいなのではなかろうか・・と期待できそうな感じはした。

読みやすさ・・・・4
再読したいか・・2
誰かに勧めたいか・・・2

どうやら続きがあるらしいので、それに期待してみようか・・。
とりあえず、図書館で予約。

2009/01/06 10:11 |   森博嗣COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

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