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眉村卓.『なぞの転校生』.講談社,2013.12

なぞの転校生 (講談社文庫)なぞの転校生 (講談社文庫)
(2013/12/13)
眉村 卓

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題名だけは知っていたものの未読のSF。

あとがきによれば
1970年代のNHKのジュニア向けSFのテレビドラマシリーズで
一世を風靡したものらしい・・・。

学年向け月刊学習誌に連載されたものらしい。

そのせいかもしれないのですが
漢字が少な目で
サクサク読めます。


団地住まいの中学生、広一。

彼のクラスに転校生がやってくる。
しかも、家が隣だった。

転校生は山沢典夫。

美少年で運動神経抜群で成績優秀という少年。

でも、彼の行動は
奇妙なところがある。


ここからネタバレですが
山沢典夫は、次元放浪をしている民族の一人。

自分たちに合わなければ
次の世界へ移動して生活するという。

この世界でも
なじもうと努力するが
あまりになんでもできてしまうので
違和感がぬぐえず
そのうちに
いろいろなひずみがでてきてしまう。

この世界をすてて
別の世界へ旅立つ彼ら。

友人になった広一は
典夫をひきとめようとするが・・・。




評価
面白さ 5
読みやすさ 5以上かも!
お勧め度  4



あまりに簡単なので
読書家さんには物足りなさがあるかもしれないですが
小学校の高学年から
中学生の読書苦手さんまでには
ちょうどよいレベルかもしれないです。

講談社の青い鳥文庫からもでているそうです。


この物語の言いたいことって
今の時代の若者にこそ
知ってほしいかも・・・。


そう感じました。

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2014/02/11 16:04 | 日本の作家 ま行COMMENT(2)TRACKBACK(0)  TOP

向山貴彦.『童話物語』,幻冬舎,1999.4

童話物語童話物語
(1999/03)
向山 貴彦

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好きそうなハイファンタジーだろうとは思ったものの
3.5㎝もの厚さと2段組みというがっつりと文字が多そう・・・・
なので、なかなか取り組めないでいたのですが
読み始めたら、引き込まれてしまい一気読み・・・。

ペチカという少女。

幼いころは
母に大事にやさしい子に育てられていますが
両親が早いうちに亡くなってしまい孤児になっている。

教会で「守頭」という人物にしいたげられながら
辛い仕事をして
わずかな食べ物をどうにか手に入れるという
極貧の生活を送っている。

仕事仲間の他の子どもたちからも
ひどいいじめを受けている。

そんなある日
フィツという妖精がペチカの前に現れる。

勝手についてくるフィツとともに
もといた村を逃げ出し
広い世界へ旅を始める。

こりない守頭が追いかけてくるし
仲間でいじめっ子の少年だったルージャンも追いかけてくる。

ルージャンはペチカに謝りたいと思っているが
ペチカにしてみれば
いじめっ子なので
とにかく逃げる。

行く先々での出会いや経験が
ペチカもルージャンも成長させ
考え方や行動も変化していく・・・という物語。

妖精に関する伝説や
闇に属するものがあらわれたり
すごい世界観と設定です。



読んでいる間
翻訳本のような気がしたのですが
この作者さんがアメリカ生まれで翻訳もなさっているとか。

だから、海外ものの翻訳をよんでいるような感じがしたのかな?


とにかく、
どっぷりと現実世界を離れて
世界に浸りたい・・・そんな本でした。


評価
面白さ 5
再読度 4 でもすでに2回読んだ!
お勧め度 ハイファンタジーの好きな人なら5

2013/11/13 23:56 | 日本の作家 ま行COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

村中季衣.『チャーシューの月』.小峰書店,2012.12

チャーシューの月 (Green Books)チャーシューの月 (Green Books)
(2013/01)
村中 李衣、佐藤 真紀子 他

商品詳細を見る


2013年中学校の課題図書です。

淡々としているものの読みやすいです。

児童養護施設の日常を
描写しているようなそういう感覚の小説でした。

明希は6歳の2月に児童養護施設にやってくる。
チャーシューの月というタイトルは
明希が、ラーメンの中のチャーシューを見て
満月の月のようだ・・・というところからきている。

明希は、見たものをそのままカメラで切り取ったかのように
正確に記憶できるという特殊な能力を持っている。

それは最近出てきたものではなく
本当に幼いころのことまで
正確に覚えている・・・。


4月になり
明希は小学生になり子ども部屋に移る。
同室の美香という4月から中学生になった女の子の目線から
いろいろな日常が
淡々とつづられていく。


評価
面白さ ・・・というよりもちょっと教育的?
再読度  必要なテーマがあれば読むかも
お勧め度 5


読みやすいです。
中学校の課題図書だけど
小学校の高学年でも読めると思います。

あとがきによれば
今、3万人もの子どもが児童養護施設で暮らしているのだそうな。

すぐ身近にも
知らないだけで
そういう子どもがいるということなのに
児童養護施設の日常は知られていないです。

そういう意味では、
珍しい切り口の作品なので一読しておくのもいいかも。

淡々としていて
客観的な感じでストーリーが進むので
読みやすいです。

これを読んでおけば
変な先入観なく
児童養護施設の子たちとも付き合っていけるような気もします。

2013/05/04 19:10 | 日本の作家 ま行COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

松尾清貴.『偏差値70の野球部 レベル1 難関合格編』.小学館,2012.5.

偏差値70の野球部 レベル1 難関合格編 (小学館文庫)偏差値70の野球部 レベル1 難関合格編 (小学館文庫)
(2012/05/08)
松尾 清貴

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「野球の小説で何か面白いのないのかな~。
できれば私の好きそうなやつで。」

・・・と、

本に詳しい司書のお仕事をしている友人に
しゃべっていたら、
これが絶対にツボだと思う・・・というし
しかも強制的にかしてくださったので
読んでみました。

彼女のみたてはとっても正しいです。

半日で読んでしまいました(笑)




笑える設定の野球小説です。
新真之介(あらたしんのすけ)は
才能あるピッチャーで中2の春の大会では全国2位の成績を収める。

しかしその夏の県大会の試合中に
監督やキャッチャーの指示を無視したあたりから
野球人生に狂いが生じる。

甲子園常連校へ野球推薦を逃してしまう。

そこで、一般試験をうけて入学することを決意し
猛勉強する。

めでたく合格するものの
その学校はなんと
名前がよく似た
東大進学率全国1位をほこる
超進学校だった。

野球部をさがすところからはじまり
どうやらやる気なさげな部員たちと
ちょっとコミカルなドイツ人教師の監督という
わけのわからない状態に巻き込まれて?!




かなり設定も笑える状態の
エンターテイメント野球小説という感じです。



評価
面白さ 5
再読度 4.5
お勧め度 中高生には 5
     大人には  3


「つづきが読みたい」
と叫ぶも
このつづきは持ってないのだそうな・・・。
近隣図書館にもないし
買おうかな~。


あさのあつこの「ちょっとBL入ってんじゃないかしら」・・・とか
「今どきの中高生男子はこういう考え方はないよ」・・とか
「こんな陰湿で暗いのはスポーツ小説としてはどうなの」・・・とか
突っ込みながら読まなくてもいい
明るい感じの野球小説が読みたかったの!


というわけで
とってもお勧めです。


文庫なのでルピなしの一般書。




2012/07/23 00:35 | 日本の作家 ま行COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

水木しげる.『3年A組おばけ教室』,1981.8.『カッパの三平 水泳大会』.ポプラ社,1982.1.

3年A組おばけ教室 (水木しげるのおばけ学校 6)3年A組おばけ教室 (水木しげるのおばけ学校 6)
(1981/01)
水木 しげる

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カッパの三平水泳大会 (水木しげるのおばけ学校 7)カッパの三平水泳大会 (水木しげるのおばけ学校 7)
(1982/01)
水木 しげる

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NHKの朝の連ドラ・・・実は時間の関係もあって長年見ていなかったのですが
この4月から8時スタートになったため、見れるように・・。

現在放映中の「ゲゲゲの女房」・・水木しげるさんの奥様の自伝・・に
すっかりはまって、あれこれ読んでいます。

まずはこれ。

小学生(3-4年生むけ)むけなのですが
挿絵が豊富。
しかも背景のち密さには、本当に圧倒されます。

ストーリーも、予測していなかったような事件が次々と展開していき、あきないです。



ゲゲゲの鬼太郎・・しかもアニメ・・しか 知らなかったし
基本、怖い系の本は避けていたので
まさか、これほど内容の濃いものだったなんて!!!



カッパの三平 というキャラクターも知らなかったのですが、
ドラマで、その話がでてきて、読んでみました。



3年A組・・のストーリー
小学校の3年A組にある日見知らぬ着物を着た子が混じっている。
先生に紹介して~と言うと、先生や大人には見えないらしい。

その子に聞いてみると
「ざしきわらし」というおばけだという。

それっきり、学校に来なくなったので、
事情が知りたくて
少年、三太は
ざしきわらしの家に無断で入り、怒りをかい
へんな風船のようなものに入れられてしまう。

すると、人間からは見えなくなってしまう。

鬼太郎に助けてもらうように勧められ、言われたところにいたのは、ねずみこぞう。
ねずみこぞうの悪だくみに知らずに加担させられ、
あれこれあって、最後には鬼太郎に助けられる。

テレビの中に入ったり、不思議な事件が満載。



カッパの三平は
三平という人間の少年が主人公。
カッパににているために、まちがえられて、カッパの世界に。
そっくりなカッパの少年は、三平のふりをして学校に行ってみる。

途中、死神がでてきて、ごちゃごちゃしたり、
かなづちの三平なのに、代わりにカッパが水泳大会の選手を決めるときにおよいじゃって
選手になってしまったり、
バラエティーにとんだ事件が起きる。

これも、かなり面白いです。





そういえば、図書館にゲゲゲの鬼太郎のマンガが置いてあったから
一度読むべきかも・・と思い予約をかけました。





20年も前の本なのね~。
信じられないぐらいです。
今まで知らずにきたなんて・・損した気分かも(苦笑)

展開が早いし、事件はバラエティーにとんでいる。
しかも、複数事件が同時に進行したりしていて
今の子どもたちにも受け入れられる内容です。



評価
面白さ  5
再読度  4.9
お勧め度  4.9
いくら、面白いといっても、怖いもの嫌いな人に勧めるのは難しいでしょうね。

2010/07/10 18:33 | 日本の作家 ま行COMMENT(0)TRACKBACK(1)  TOP

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