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上橋菜穂子.『炎路を行く者』.偕成社,2012.2

炎路を行く者 —守り人作品集— (偕成社ワンダーランド)炎路を行く者 —守り人作品集— (偕成社ワンダーランド)
(2012/01/24)
上橋 菜穂子

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自分も家族も順番に入院したり、パソコンが壊れたり・・・
さんざんな間に
読んだ本の記録が滞ってしまい
さらに
借り物の本は返却しちゃったりして
いまさらまとめ書きもできないような状況に(苦笑)


その中で一番最近に読んでいたのがこれ。

守り人シリーズの
『蒼路の旅人』で
敵国の鷹(ターク)となったヨゴ人の
アラユタン・ヒョウゴの人生。

それが
この物語です。

後ろに15歳のバルサの短編も入っています。


ヒョウゴの物語だけで
単独の素敵な物語なので
繰り返し読んでしまいました。


そういや守り人シリーズはとっても好きな作品だけど
前に読んだのはいつだっけ?

と、思って
ブログを見直してみたら
記録がない・・・・ということは
かなり昔に読んだってことなんだ~。

それで
もう一度最初から読み返しています。

前に読んだときは
『神の守り人』が一番好きでした。

今もやっぱり
その話が好きだけど
ヒョウゴの話を読んでしまったし
ラストも知ったうえで読み直した場合
チャグムが主人公の話のほうが
バルサが主人公のものより好きかも♪

それでもって
エンドレスでループしそうなほど
『虚空の旅人』以降の話を読み返してしまっています。

このシリーズを最初に読んだころは
まだ 
今ほどは、児童書にはまっていなくって
最近の児童書ってすごいのね~と
びっくりしたのだけど

このシリーズは
これだけいろいろ読んできた状態でも
やっぱりすごいです。

上橋菜穂子さんは
相変わらず
一番好きな作家さんよね♪

そんなわけで
まだもう少し
守り人ワールドから抜け出せそうにないので
ブログは滞るのが続くかも(^^)//


評価
オール5


これだけでも
完成された物語だし
守り人シリーズを知らなくても
読めるような感じです。

守り人シリーズの登場人物は
全員にこういうしっかりした背景が
ちゃんとできているからこそ
深みがあって
はまっちゃうのでしょうね。

小学校6年生の国語の教科書の
最後のほうの読書の案内ページに
この作品が紹介されているのだそうです。

子どものころに
このシリーズに出会うと
世の中は自分の見えているものだけじゃない・・って
見る位置を変えればもっといろいろなものが見えるって
そんなことが
わかっていいのかも・・・。


さて、
ではもう一度
守り人ワールドにつかろうかしらね♪



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2012/12/01 23:44 |   上橋菜穂子COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

上橋菜穂子.『獣の奏者 外伝 刹那』.講談社,2010.9.

獣の奏者 外伝 刹那獣の奏者 外伝 刹那
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上橋 菜穂子

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後書に
「人生の半ばを過ぎた人へ」
というタイトルで
作者の上橋さんが書かれた文章が載っていました。

 < 獣の奏者 > のシリーズ は
前半の1-2巻は完全に児童書だし、そこで完結している物語です。
後半の3-4巻は30歳代になったエリンと
エリンの子どもが主人公で、
育児の姿勢なども考えさせられるような
大人にも訴えかける物語でした。

外伝では
作者がわざわざ後書にこう書くぐらいなので
とくに私の様な世代には
染みわたる内容なんでしょう。
読んでから、少し寝かせて
もう一度読んで・・・ようやく感想を書く気になったしだいです。




この本には3つのストーリーが入っています。

1つ目は『刹那』

イアルの視点から見た、
エリンとのなれ染め~新婚生活~ジェシという子どもを授かるまで の 物語。

イアルの考えや
エリンとの初デート、
妊娠中のエピソード、
2人の秘密の隠れ家がどうしてできたか など
幸せいっぱいのすてきな恋愛物語です。



2つ目は『秘め事』

エリンの師であるエサル。
女性の教導師です。
彼女と
エリンの育ての親ジョウンと
もう一人の学友ユアンの3人が
学生だった頃のエピソード。

エサルの生い立ち、
なぜ、今の仕事についたのか
彼女の恋愛など
若かりしエサルのすべてです。

こちらの恋愛は
胸が張り裂けそうなほど
苦しい恋。
強引に打ち切らなくてはならなかった恋愛の物語です。




最後は『初めての・・・・・・』
 
ジェシが2歳になるころの
エリンとイアル夫妻の生活を垣間見るような
ほんわかした日常の幸せを切り取った物語。
2人とも、新米のパパママながら
がんばって生活しています。

この後どうなるかを知っているだけに
こんな時期もあったのだと思うと
ほっとするものがあります。





そんなわけで
まるごと1冊、恋愛の本といってもいいかも。




評価
オール5

ただし、
この良さは、大人になって、子育てなんかも経験してからの方が
ずっとよくわかるでしょうね。


2011/02/21 21:25 |   上橋菜穂子COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

上橋菜穂子.『獣の奏者 Ⅳ 完結編』.講談社,2009.8.

獣の奏者 (4)完結編獣の奏者 (4)完結編
(2009/08/11)
上橋 菜穂子

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泣きました。
涙なしでは読めないシーンがあちこちに・・・・。

この巻についてはあらすじは書かないでおきます。

今、とにかく読み終えて
放心状態です。




こうして読んでみると
前半の2巻で、やっぱり1つの話になっていて
後半の2巻は、その後の物語・・ではあるけれども
こちらはこちらで独立した物語でもあるのですね。




ラストは
エリンが本当に望んでいたとおりになったといえるでしょう。



それに対しての痛みや犠牲が伴ったとしても・・・・です。




子育てに関しても
エリンやイアルの姿勢には
考えさせられるものが多くあります。

本当にこれって児童書ジャンル?!(苦笑)




登場人物の一人一人が
それぞれ何を思い,
考え
そのために努力していること・・・
1人の力には限界があって
人というのは、どう未来をつくって行くのか・・・・。


野生の生き物を人の手で飼うことの問題、
命とは・・・・。


考えさせられるようなテーマがいっぱいあります。



やっぱり、もう一度・・・どころか
何度でも繰り返し読んでしまいそうなので
購入だわね(笑)




評価

5より上は付けない主義だけど
上をつけたいぐらい(笑)

なんだかんだと言っても
やっぱり私の一番好きな作家の好きなシリーズだけのことはありました。

まだ、返却日までに少しあるから、
もう一度読みます。


今、図書館の予約数がすごいので
とりあえず、「外伝」の巻から購入だね!




2010/10/31 19:39 |   上橋菜穂子COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

上橋菜穂子.『獣の奏者 Ⅲ 探求編』.講談社,2009.8.

獣の奏者 (3)探求編獣の奏者 (3)探求編
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上橋 菜穂子

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ストーリー

2巻も最後、「降臨の野(タハイ・アゼ)」で起きたできごとから11年後という設定。

エリンはたぶん31歳。

「堅き楯(セ・ザン)」だったイアルと結婚して
ジェジという8歳の息子がいる。

ちなみにイアルは43歳らしいです。
現在は指物師としてタンスなどの家具をつくる仕事をしているようです。

その当時、真王(ヨジェ)になりたてだった少女セイミヤは、
降臨の野(タハイ・アゼ)で亡くなった大公(アルハン)の後を継いだシュナンと結婚して
2人の子どもを持ち、さらにもう一人、ご懐妊中。

エリンは、真王が約束を守って、リランを武器として使わずにいてくれるので
教導師としてリランやエクやその子どものアルたちの世話を続けている。

真王と大公は
ときどき野生の王獣を保護場に送ってくるので
アルをはじめとしたリランの子どもにも発情を促し、増やそうと考えているようでもあるが
なぜかリランの子どもたちは発情期を迎えない。


ある日、かなり急に
闘蛇の牙が全滅した村があるので
原因を調べてほしいといわれ
生まれ故郷のすぐ近くの村へ連れて行かれる。

護衛についてきた初老のヨハルという人は
闘蛇衆のはじまりの村の領主で
エリンに闘蛇に関する歴史を教えてくれる。

そのうち、いろいろな事が明るみにでてきて、
ラーザという外国が、真王国を攻める武器として
エリンを捕まえようとしていることが明るみに出てくる。

エリンは保護のため、宮殿に送られる。
大公からは王獣の軍をつくるよう言われるが
真王はエリンの気持ちを思いやり、王宮から逃がしてくれる。

一方、留守を預かるイアルとジェシにも
外国からの魔の手が伸び、彼らを捕獲しようとして襲ってくる。
イアルは上手く難を切り抜け、
王宮からの迎えも安全かどうかわからないためにうまく巻いて、
エリンの足取りを追う。

増水した川で流されて死にかけているエリンを
ギリギリのところで助け、
話し合って、王宮の保護下にはいる。

エリンは王獣の軍をつくることを受け入れ、
イアルは真王と大公の部下の懸け橋となるべく闘蛇乗りになることを決意し
それぞれの道を歩みだす。





あらすじ・・・といっても、
これでもかなり削ったのですが
今はもう
どこがどう大事なのかわからないぐらい、
いろいろな事がでてきて
複雑にからみあっています。


エリンは、
この重荷からいずれ解放されて
家族3人で平穏に暮らせることを望んでいる。

王獣の使い手は自分1人とし
操る技を確立できたら、真王セイミヤに教えるから
他の人には引き継がせないように約束を取り付けたりしている。

何も知らなかったジェシ。
両親の過去を聞かされ
敵のコマにされないよう「守られている」といえば聞こえがいいけれど
実際には「自由を制限されている」状態になって行く。

エリンもイアルも政治的なしがらみから
自由になれる道を探して
もがいているという感じかな。



評価
オール5

きっと何度でも読みたくなるでしょうね。
気になることだらけだし。
それなら、はじめから図書館で借りるのじゃなくて
買えばよかったのよね(苦笑)



2010/10/31 09:02 |   上橋菜穂子COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

上橋菜穂子.『獣の奏者 Ⅱ 王獣編』.講談社,2006.11.

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ストーリー

リランの世話をしている14歳のエリン。
竪琴で野生の王獣の鳴き声を再現すれば、なだめたりできるかも・・・と思いつき
自分の部屋にもぐりこむところからスタート。
リランの成長を中心に物語は進み、
6年たって < 卒舎ノ試し >で主席をとったエリンは
保護場に残って教導師への道を歩み始める。

真王(ヨジェ)が異例の王獣見学に来た帰り、闘蛇の群れを率いた何者かに襲われる。

リランを使って真王を助けたエリンは
いやおうもなく、リランを武器として使わざるをえない道を取らされる。

この国の裏歴史などが徐々に明らかにされる中
エリンとリランは
必要なコマとして
政治の舞台に強引に引き上げられる。 





あらすじとしては、こんな感じなのですが
登場人物がかなり多くて
しかもそれぞれの思惑もいろいろだし
複雑に絡み合っていて・・・
なのに、読みだすとやめられなくて、寝不足は覚悟しないとだめかも(苦笑)





1巻の闘蛇編の本と
表紙の王獣の影がつながっている装丁。
このデザイン、何度見ても好きです。



以前に読んだときは
全2巻だと思って読んでいました。
そのため、この巻を読むとき、
あまり細かいことを気にせず、読んでしまっていたんだと
改めて反省。

つい先を知りたくなるような物語の展開にひっぱられて、
しかも
「えっ、これでおわり?」と感じたことを思い出しました。




リランの成長過程は
生き物を育てる事が好きな人なら
引き込まれずにはいられないでしょうね。

初めて空を飛ぶシーン。

偶然から野生の王獣エクが保護され
リランの伴侶となり、妊娠し
アルという子どもの王獣ができるところ。

ラストシーンで
リランがエリンを咥えて飛ぶとき
きっとリランが泣いているんじゃないかと感じたこと。

など。







今回は続きがある、と思いつつ読んだので
真王(ヨジェ)の護衛士「堅き楯(セ・ザン)」のイアルとの出会いや関係、
大公(アルハン)の長男シュナンの考え方、
というような、他のエピソードも気になることがいっぱいです。



イアルとの出来事、前は完全にスルーしていました(苦笑)

エリンもイアルも
運命に翻弄され、孤独を抱えていて、
政治にも否応なしに巻き込まれていて、
しかも、誠実で真剣に生きている人たち。

だからこそ、お互い、
安心できて絶対の信頼をおけると感じ
他の人には言わなかったことを話したり
助けたいと感じたり・・・
しているのでしょうね。

恋愛感情だという自覚はどちらにも
まだないのだけれど
絶対的に信頼できる相手であり、頼りになる存在として
お互いを認識しています。




シュナンは
国を広い視野で眺め、それまでの慣例にとらわれない考えを持ち
しかも
真王の孫セイミヤに惹かれている・・・そんな青年なんですね。
セイミヤもシュナンの人柄に惹かれているのでしょう・・・。

はっきり書かれていないために、
前に読んだときは
なんとなく政治的意図しか気づかずにスルーしていました(^_^;)




最後に
裏切り者が誰なのか
それらの誰と誰がつながっているのか
一気にふきだしてきます。




やっぱり何回読んでも素敵。

評価
もちろんオール5。




つぎはいよいよ新刊~!!!
楽しみ~♪



そういえば、この巻では
エリンもイアルもけがをたくさん負っています。
ちょっとかわいそうかもね(苦笑)

2010/10/30 08:41 |   上橋菜穂子COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

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