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ツカサ.『RIGHT×LIGHT 空っぽの手品と半透明な飛行少女』.小学館(ガガガ文庫),2007.10.

RIGHT×LIGHT―空っぽの手品師と半透明な飛行少女 (ガガガ文庫 つ 2-1)RIGHT×LIGHT―空っぽの手品師と半透明な飛行少女 (ガガガ文庫 つ 2-1)
(2007/10/18)
ツカサ

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最新刊は10巻以上になっているとかいうライトノベル。
自称本好きの中学生のグループ(男女まぜまぜ)に
ものすごく面白いから・・・と言われたので
読んでみる。


設定はかなり面白いと思う。
少々、突っ込みたくなるような矛盾があるものの(苦笑)
10巻以上も続いているのだし、
この巻がデビュー作ということだし
もしも気が向いて
もっと先まで読めば
きちんと説明されていくのかもしれないので
あえて突っ込まずに(笑)!!!



ストーリー

僕、遠見(とおみ)は
船で事故に会い、両親と妹を亡くしている。
海に投げ出された時
妹の手を右手でつないでいたつもりが
気付いた時には自分だけが助かったために
手をはなしてしまったことに責任を感じている。

その時の罰として
右手でつかんで握りこんだものが
”消える”という現象が起きるのだと思っている。

全寮制の高校生。

日常の生活からはじかれまいとして
予定調和的な会話をクラスメイトとかわしてみたりしている
ごく普通の高校生活。

ある日、
町で不思議な事件に遭遇する。

人が落下するのを目撃するが
その人物はなぜか飛んでいく。

さらにその他の大衆は仮面のような顔になり
飛んでいく人物を機械的に襲おうとしている。

そんな大衆の波からのがれて一息ついていると
さっきの飛んだ半透明の人物・・アリッサに依代(よりしろ)になれと言われる。

かなり強引に
とりつかれたかのような状態になっての生活がスタートする。



アリッサは別世界からやってきた
魔術が使える人種らしい。

敵も魔術が使えるジンという人で
彼女を習っている。

アリッサの肉体はジンの手中にあるらしく
今は精神体なのだとか。
出たり消えたりできるらしい。


ことなかれ主義だった遠見は
アリッサのまっすぐな正義感に感化され
クラス内のいじめ問題を
見て見ぬふりができなくなり
いじめの対象の
友月さんという女の子を助けようと動くことになる。

友月さんも
なぜか魔術が使えるようで
それはジンと関係があるようなのだ・・・。




というわけで、
最後には
友月さん問題も
彼女の魔術問題も解決するけど
アリッサはそのままとりついているし
ジンもそのままなので
まだまだつづくんでしょうね。

きっとジンをやっつけないと終わらないだろうし・・・。




評価
面白さ  3.5 
      設定は面白い。
      人物の内面の設定はもう少し造りこんでほしいかも(苦笑)
      展開のスピードは結構いいかも。
再読度  2 
      浅いので、もういいかな(^^;)
お勧め度  1.5 
      これなら海外ファンタジーの
      アクションいっぱいの物語のほうが
      絶対に面白いって!!!


主人公がもともといじめに会っていた・・・という設定なんだけど
そのあたりの苦悩の描写が
妙にさめているのが気になってしまい
ちょっと現実感にかけるかな~。

アリッサの正義感に感化されたということになっているけど
この主人公の性格設定でこういう行動???

それに、普通の男子高校生が
アリッサみたいな美少女に取りつかれて
日常生活を送るのに、普通、こんな淡々としていられる?!
着替えたりするのだってひと騒動じゃないのかなぁ・・とか
いろいろ考えてしまうのですが・・・
(考えすぎるから、いまいちだと思うのかも?!)。

一応、クラスの友だちという設定の山崎くんたちのことを
はじかれまいとしての予定調和的会話をする関係・・・なんて
かなり冷めた友だち関係として
前半では書いてある。
でも終盤で
友月さんにいうセリフの中で
彼らの事をとても大切な親友のように言うのも
ちょっとひっかかるのよね~(苦笑)。

まあ、他にも突っ込みどころがいっぱいあります。

巻を追えば
そういう矛盾は修正されていくのでしょうけどっ!

 

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2011/04/25 06:41 | ライトノベルCOMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

坂木司.『ホテルジューシー』.角川文庫,2010.9.

ホテルジューシー (角川文庫)ホテルジューシー (角川文庫)
(2010/09/25)
坂木 司

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女子大生の柿生浩美(かきおひろみ)は
夏休みにバイトをしてそのお金で旅行に行こうと
ともだちと相談しているところからスタート。

大家族で弟妹の世話をし続けたせいか
世話やきでまじめ。

選んだバイトは
おもいきって沖縄・石垣島のリゾートホテル。

なかなかいいバイト♪と思っていたら
那覇のホテルに出向(?)させられる。

そこがホテルジューシー。

長期滞在型のホテル。

従業員は
オーナー代理の安城さん。
昼間は全く役に立たない不思議なおじさん。

そうじは双子のおばあさん。
クメばあとセンばあ。

お料理担当は
比嘉さん。沖縄料理はとっても上手。

フロントの仕事を教えてくれていた
バイト仲間と思った人は
とっととやめて出て行ってしまう。

さまざまなお客が来て
毎回どうかかわるかになやんで
徐々に関わって
おせっかい焼いたりして
成長していく女の子の
ひと夏の物語。




評価
オール5



主人公は仕事することで
成長していき
まわりの仕事仲間はとっても個性的ながら
主人公を見守り、導いていく・・・

そんな素敵な物語でした。

坂木司さんの作品はみんなそういうパターンですよね。




一緒に旅行に行く約束をして
後はメールでしか話していないお友達は
歯医者でバイトしているとか。
その物語は『シンデレラティース』だそうです。

2011/04/18 10:47 | 坂木司COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

坂木司.『和菓子のアン』.光文社,2010.4.

和菓子のアン和菓子のアン
(2010/04/20)
坂木 司

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先日のトラピストクッキーを持ってきた友人が
坂木司作品にはまったきっかけが
この本だとか。


これは、かなりいいです。

主人公は
高校を卒業したものの
進路未定の杏子。

色白でやや太めというのがコンプレックス。

何か仕事をしたいとあれこれ考えたあげく
デパートの地下の和菓子屋さんでアルバイトすることになる。

店長は見た目は優しげな椿さん。
裏では株取引に燃えています。

それからアルバイト店員で大学生の桜井さん。
見た目はかわいい女子大生なんだけど、
もとヤンキーで性格は男っぽいあねごタイプ。

男性がいないという理由で選んだはずのバイト先なのに
なぜか社員の橘さんという若くてイケメン男性もいる。
和菓子職人志望で、和菓子にものすごく詳しい
けれども中身は乙女な性格。

個性豊かなこの先輩方にかこまれて
「アン」とよばれることになった主人公・杏子は
徐々に和菓子に対する商品知識を身につけ
様々なタイプのお客様に対応しつつ
成長していく物語。
ときどき、他のデパ地下の従業員の話なども出てきます。

4月からほぼ1年近く、
和菓子やデパートでの出来事で
季節感も感じられる不思議さです。

舞台のほとんどがデパ地下なんですけどね!


評価
もちろん オール5

またまた寝不足です・・・(苦笑)


2011/04/17 11:33 | 坂木司COMMENT(2)TRACKBACK(1)  TOP

坂木司.『仔羊の巣』.創元推理社,2006.6.

仔羊の巣 (創元推理文庫)仔羊の巣 (創元推理文庫)
(2006/06/17)
坂木 司

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ひきこもり探偵 第2弾。

この本も短編集的な感じではあるものの
前編を通して一つのストーリーになっています。

一作目よりも
ずっと読みやすくて
久々に「読書で寝不足気味」というパターンになってしまいました(苦笑)



ひきこもり探偵の鳥井真一が
風邪で寝込んでしまう。

僕、坂木司は看病にいき、
嫌がる鳥井を説得して病院につれていく。

会社では
同僚の女性・佐久間が何か悩んでいるらしいと
吉成から相談を受ける。
2人で佐久間を観察することになる。

鳥井は、警察官で同級生の滝本に対して怒り
もう来るな!・・・となる。

木村栄三郎さんという下町に住むおじいさんのところへ
木工を習いに
僕は鳥井と盲目の美青年・塚田くんをつれて
地下鉄で毎週通うことになる。

地下鉄の駅員さんに
不思議な行動をとる少年のことで依頼をうけたり
なぜか見知らぬ女子高生たちから嫌がらせをうけたり
というような
こまごまとした事件を解決していくうち
あちこちの出来事が
一本の軸につながっていくところが
なかなか面白いです。


ちなみに
鳥井はどうにか滝本と仲直りできます。

自称「ひきこもり」ながらも
ちょっとづつ成長しています。



評価
オール 5

ひきこもり探偵・・・はまります!

2011/04/14 18:34 | 坂木司COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

坂木司.『青空の卵』.創元推理社,2006.2.

青空の卵 (創元推理文庫)青空の卵 (創元推理文庫)
(2006/02/23)
坂木 司

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北海道の土産物の定番、トラピストクッキーを持ってきて
「今ね、ひきこもり探偵の本にはまっているのよ。
その本の中で、おとりよせして食べていたから欲しくなっちゃって」
と、友人で司書をしているAさんが言う。

彼女の勧めてくれた本は
今まで失敗がないことから
「その本ってタイトル何?」と聞いたら
これだそうな。

坂木司の作品は
今までどれを読んでも好きだったので
さっそく読んでみました。



これは、坂木司のデビュー作だそうです。
主人公「僕」が「坂木司」。
友人は
自称ひきこもりの鳥井真一。
坂木は外資系の保険会社勤務のサラリーマンで
鳥井は自宅で仕事ができるプログラマーをしている。

中学校でいじめにあって孤立していた鳥井の
毅然とした態度にあこがれて声をかけて友だちになったのがきっかけで
以後、ずーっと付き合っている。


短編集の形式になっています。
日常の中で、些細な事件が起きて
坂木が巻き込まれ、
鳥井が探偵役として解決していく。
・・・・というパターン。


鳥井は料理上手で
各地の銘菓をおとりよせするのが趣味。


脇役としてでてくる同級生の警官や
事件の渦中となる登場人物たちのそれぞれが
個性を放っていて魅力的です。

読後感もいいし、
事件も警察沙汰になるようなものではないのだけれど
誰かに解決してほしいような謎が持ち上がる。

『先生と僕』のときにも思ったけれど
人が死んだり怪我したりしないのに
ちゃんとミステリーになっていて
なかなかいい感じ♪


評価
オール 5

確かにこのシリーズ
はまります。

パイナップル味のちんすこうとか
六花亭のチョコとか
本の中ででてくる他の銘菓も食べたくなります(笑)





2011/04/10 14:05 | 坂木司COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

角野栄子.『魔女の宅急便』.福音館書店.1985.1.

魔女の宅急便 (福音館創作童話シリーズ)魔女の宅急便 (福音館創作童話シリーズ)
(1985/01/25)
角野 栄子

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そういえば、この作品も全6巻で完結したんですよね。

かなり前に
この巻のみを読んだっきりだったし、
すでに内容は忘れているし
すっかりジブリのアニメに上書きされてしまっているし・・・・
というわけで
図書館に書架にあったのを借りてきました!


魔女のキキ。
13歳の満月の夜を選んでひとりだちしなくてはなりません。

お母さん魔女のコキリさんは、くしゃみの薬をつくれるけれど
キキは < ほうき > で飛ぶことしかできません。

魔女がいない町を見つけて
そこで1年間一人で暮らすのです。

おともは、黒猫のジジ。

両親に見送られ、希望をいだいて旅立つキキ。
海ぞいの時計塔のある大きな町に住むことにします。

町の人たちと少しずつ交流していく中で
自分の居場所を
きちんとつくっていくキキ。

1年たって里帰りするところまでのできごとです。





ジブリのアニメはこうして読んでみると
すごいわね~。

脇役のキャラに対する肉付けの設定がすごいです。

パン屋のオキノさんのキャラや
画家の女の人のキャラクターの設定が
この文章からああいうようなキャラになっていくわけなのね~。



そんなわけで、どうしてもジブリキャラに引きずられて読んでします(苦笑)



評価
面白さ 4.9
再読度  5(すでに再読!)
お勧め度  小学校の4年生ぐらいからでもいいような内容。
      とはいえ、13歳前後の子どもに読んでほしい。

2011/04/10 13:44 |   角野栄子COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

大場つぐみ×小畑健.『バクマン』.集英社  1~12

バクマン。 1 (ジャンプコミックス)バクマン。 1 (ジャンプコミックス)
(2009/01/05)
小畑 健

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バクマン。 2 (ジャンプ・コミックス)バクマン。 2 (ジャンプ・コミックス)
(2009/03/04)
小畑 健

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中3の少年ふたりがコンビを組んで漫画家を目指します。
アニメ化もしている人気漫画。

12巻まで一気に読みました。

青春をかけているのがスポーツじゃなくて漫画っていうだけで
スポ根的な感じです。

2巻の表紙の高木秋人(たかぎあきと)。
主人公でクラスメイトの真城最高(ましろもりたか)に
自分がストーリーを考えるから絵を描いてほしい、一緒に漫画家を目指そう!
と誘うところから物語はスタート。
中3の2人は人生の目標ができ
漫画を描いて雑誌少年ジャンプに持ち込む。

目標のために高校・大学を選んで進学していくことになる。
 
まずは掲載、次に連載を目指し、
連載されても打ち切りにおびえ
人気アンケートに一喜一憂する。

ふたりが目標とするのは自分たちが書いたマンガが
アニメ化され、
真城最高の彼女で声優を目指している亜豆美保(あずきみほ)に
声を担当してもらうこと。

真城と高木の彼女たち、
ライバルで仲間でもある漫画家や
漫画家を目指す人たち、
編集さんなど
個性的で強いエネルギーをはなっている登場人物たちが
魅力的です。



評価
オール5

元気が出る本&私が好きそう
という理由で紹介してもらったのですが
本当に良かったです。



『バクマン勝利学』とかいうような関連本もでていたりします。
バクマン。勝利学バクマン。勝利学
(2011/01/26)
門脇 正法

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2011/04/02 09:32 | 少年マンガCOMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

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