スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

--/--/-- --:-- | スポンサー広告  TOP

名木田恵子.『 air 』.金の星社, 2003.2.

airair
(2003/02)
名木田 恵子

商品詳細を見る


小4の時に赤いリュックに家出グッズをつめて
ベッドの下に隠してから4年経った。

14歳の絵亜(エア)は、また家出したいと思っている。

けれど、家を出ても行く宛もなく途方にくれるだけだろうとも思っているので
実行に移せない。

ある日、小学校の時に転校して行った同級生・佐和子に会う。

佐和子について行き、家出人のシェルターの役割をしているマンションの存在を知る。

夏休みに両親がそろって出張に行くという5日間で
プチ家出を実行する。

そこを拠点に生活しているのは
衆介という17歳の少年と、佐和子、チヒロというジャンキーの少女、シモンさんという大人の場所の提供者がいる。

エアは、
両親がそれぞれ自分のことしかみていなくて
自分には愛が流れていない・・・と悩んでいる。

衆介は、エアのことを
空気が流れてきた・・・とシモンさんに伝えている。



麻薬、援交、家では暴力をうけるから逃げてきたというような
他の少女たちの過酷な現状を知り
衆介や佐和子とのかかわりの中で
エアは
様々なことを感じ、成長していく。

淡い恋愛も絡んできます。



評価
面白さ  5 
もっと読みたいかも。ちょっと物足りないぐらい?!
再読度  5
おすすめ度 5

むずかしい字にはルピのあるYA向けの本。

この作者の作品は『レネット 金色の林檎』をよんだことがあるのですが
それは、チェルノブイリ原発事故の被害者の子どもを一定期間預かる事業で
家にロシアの少年がやってくる物語。

後ろの作者紹介をなんとなく見てびっくり!

水木杏子のペンネームで『キャンディキャンディ』の原作者でもあったんです!
『キャンディキャンディ』も奥の深い物語だったもんね。



最近講談社の青い鳥文庫から総ルピの本が発行されたようです。


この物語も奥が深い素敵な物語です。

スポンサーサイト

2011/07/16 22:06 | 名木田恵子COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

阿部夏丸.『父のようにはなりたくない』.ブロンズ新社,2002.6.

父のようにはなりたくない父のようにはなりたくない
(2002/06)
阿部 夏丸

商品詳細を見る


全部で8つの物語が入っている短編集です。

この方の作品で『泣けない魚たち』を前に読んだのですが
それも短編集でした。

1つの物語が30ページ前後。

表題作が一番良かったです。



中2のサトシの母親は、家庭訪問で担任からびっくりするような事を聞かされる。
サトシは
「父のようにはなりたくない」という理由で高校に進学しないというのだ。

さっそく帰宅した夫に相談するが
「それもいいんじゃないか」と取り合ってくれない。

しかし、父親も考えがあるらしく、サトシと話す。

父と川へ釣りに行くことになるサトシ。
釣りの方法は
父はエサをつけて釣る昔ながらのやりかた。
サトシはルアーを使うことにはまっている。

狙う大物がつれなくて悔しい思いをする時
父が主流じゃない方法・・・2人の釣り方の両方をとりいれてみたらどうか・・・という。
うまくいき、大物が釣れる。

釣りを通じて
2人はいろいろな言葉を交わす。



こんなお父さんいいよね~♪
サトシもちょっぴり成長したかな?



その次の『みんな頭がついている』では
夏休みに滞在する田舎の
おじいちゃんがとってもいい味だしています。

お兄ちゃんは5年生のヒロ。妹はサチ。
お母さんは都会の普通のちょっと過保護なママという感じで
おじいちゃんの田舎風(?)の
なんでも体験させよう的な子どもの接し方が
気に入らない。

斧で木を切ったり
出刃包丁を使わすなんて
危ないからやめさせてほしいと考えている。

サチは頭のついた魚が食べられない。

けれど
おじいちゃんとヒロにくっついて
ザリガニ釣りをしたり
そのザリガニを素手で解体してエサにして
魚をつったりするうちに
頭つきの魚も食べれるようになる。



というようなストーリー。



その他も
そういや『泣けない魚たち』も
川遊びを中心にした本当の意味での懐の大きな大人とのふれあいで
成長していく子どもの物語です。




評価
面白さ  4.9 (作品によるので4.5~5かな。)
再読度  面白かったやつはまた読むかも
お勧め度 4.8 
川遊びが好きなら、かなり面白いと思う。
そういうのが苦手なら面白くないかも。
むしろ、子育て中の男性にお勧め!


ルピなしの一般書。

内容は中学生ぐらいから充分楽しめる。
とくに表題作は中学生&その親に
ぜひお勧め!

2011/07/08 07:06 |   阿部夏丸COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

片川優子.『佐藤さん』.講談社,2004.7.

佐藤さん佐藤さん
(2004/07/16)
片川 優子

商品詳細を見る


この本おもしろいよ!
と言われ
読んでみました。

作者は知らない人だ~と思い、後ろのプロフィールをみると
この本で講談社児童文学新人賞を受賞したデビュー作のようです。

しかもっ!
若い!

この本の出版年と生まれ年とで計算すると
17歳でほんを出版?!

後書をみると
どうやら、中学生のうちに執筆したらしいです。



主人公・僕は
高1になった佐伯。
佐藤さんは 隣の席の女の子。

僕は佐藤さんが怖い。

どうしてかというと、
佐藤さんはいつも何かの霊をくっつけている。

僕は霊が見える。

ある日、
佐藤さんがとんでもないものをくってけてきたので
とうとう気持ち悪くなってしまう。

すると
次の日、お祓いにいったらしく
くっついていたものが青年になっていた。

佐藤さんは
僕が何か見える体質ではないかと詰問してきて
霊が見えると告白する。

すると、佐藤さんに就いている霊が話しかけてきた。
彼は安土さんという。

佐藤さんにたのまれ
安土さんと話すうち、成仏しそうになってくれるのに
結局なんだかんだと居付いてしまう。

佐藤さんの事が好きな友人志村や
安土さんや佐藤さんとかかわるうちに
だんだんいろいろなことに気づき成長していく。

ちょっぴりにぶい僕の恋愛とか
佐藤さんの造りキャラの理由などなど

本当に素敵な物語です。



評価
面白さ  5
再読度  4.9
お勧め度  5


ルピはYA向け。小学校高学年以上レベルのルピ。

内容は中学生以上にお勧め。

2011/07/07 23:31 |   片川優子COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

ゴードン・コーマン.『サーティーナイン・クルーズ8 皇帝の暗号』.メディアファクトリー,2011.2.

サーティーナイン・クルーズ ?サーティーナイン・クルーズ ?
(2011/02/18)
ゴードン・コーマン/小浜 杳(翻訳)

商品詳細を見る


2巻の作者でした。

最近、ちょっとブレ気味だった
ダンやエイミーなどの人間性が
成長しているものの、きちんと主軸に戻された感じがして
読んでいていい感じでした。

親戚関係の裏切りも
この作者の書き方なら
違和感なく受け入れられるし!



今回の舞台は中国。

まずは北京。

最後の皇帝、溥儀(ふぎ)がどうやら関係があるらしい。

観光ツアーからわざとはぐれたダンが
手がかりとなるものを見つける。

その後、ダンとエイミーはけんかしてしまい、
ダンはさらわれ
別行動に。

ダンは少林寺拳法のお寺へ。
エイミーは万里の長城で
それぞれヒントを見つける。
最終的にはチベットから
チョモランマ(エベレスト)を目指すところで偶然落ち合う。

スピード感あふれる展開に
超有名観光スポットを次々にまわり
それらにまつわる歴史的事実がからんでくる。

次はカリブ海だとか。

どういう展開になっていくのかな~。


評価
オ-ル 5

なんだかんだ言っても
作家によってちがうよね。
これはかなりよかったです。

ルピ付きの小学校高学年ぐらいから対象の本。

2011/07/03 09:35 | 複数作家執筆COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

 | BLOG TOP | 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。