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鳴沢真也.『ぼくが宇宙人をさがす理由』.旬報社,2012.8

ぼくが宇宙人をさがす理由ぼくが宇宙人をさがす理由
(2012/08/24)
鳴沢真也

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2013年度中学校課題図書です。

兵庫県立大学西はりま天文台 天文化学専門員 の方が筆者です。

宇宙人、それも知的生命体が
宇宙のどこかにいるという証明をさがすための観測をする計画を
実行するリーダーとなった方です。

宇宙人のいる確率ってどうやら計算して出すことができるらしいです。

星から発信される電波を
地球上のたくさんの観測所で同時刻に一緒に観測するとか。

どこかの星から電波が出ている・・・ということは
知的生命体がいる証拠になるのだそうな。

少年期にひきこもりになったりしていた筆者が
今は世界中の観測チームを率いる・・・そういう風になっていく様子が
この本です。

この方、
いつか好きな天体観測を仕事にしたいと願い
本当にコツコツと一歩一歩
夢を目指してちょっとづつ進んできたようです。

文章も易しいし
読みやすいです。

カール・セーガンの『COSMOS(コスモス)』という本が
昔、大ベストセラーになって
私でも記憶の片隅に残っているほどなので
きっと
すごい売れ行きだったんでしょうが
そのこととか
他にも、この方の年代だと経験してきた
宇宙開発のニュースが
彼を宇宙大好き少年にしてきたのだそうです。


最近の中学生とか高校生ぐらいの子たちにとっては
この方(1965年生まれ)の世代ほど
宇宙大好きな人って少ないと思います。

今の子たちにも
もっともっと宇宙に興味をもってほしいなぁ・・・。



私もこの本を読んで
改めてそう感じました。


評価
面白さ  4 こういう種類の本としてはかなり面白いと思います。
再読度  2
お勧め度 4.5


読みやすいし、わかりやすいです。

たぶん1時間もあれば読めちゃいますが
課題図書でなければ
中学生が手に取るか・・・というと疑問もあります。

ま、
大人や教育者が求める「中学生に読んでほしい本」という感じのものです(^^;) 

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2013/04/28 23:22 | 400分類COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

モーリス・グライツマン.『フェリックスとゼルダ』.あすなろ書房,2012.7

フェリックスとゼルダフェリックスとゼルダ
(2012/07/19)
モーリス グライツマン

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2013年度の中学校の課題図書です。

文字数もそれほど多くなくて、
普通のペースで読んで、1時間程度で読めてしまいます。

1942年、ポーランドが舞台です。

主人公のフェリックスは
3年8か月もの間、両親に山の中の孤児院に預けられたまま
今は10歳の少年。

ポーランドはナチスドイツに占領されている時代。

ある日、孤児院にスーツを着た人たちがやってきて
本を燃やしている。

シスターが怒っているようだが
その人たちは何事もないかのように本を燃やしている。

実はそれはナチスが
ユダヤ人やユダヤ教に関する書物を燃やしていたのだが
フェリックスには意味が分からない。

両親を探しに行こうと決意し
孤児院を抜け出す。

ナチスがユダヤ人狩りをしている町の中へ行って
両親を探すものの
元の自宅には別人が住んでいるし
近所のユダヤ人のおじさんのおうちにも
別の人が住んでいた。

親切な人がパンと水を手に押し付けてきて
早く逃げるように言ってくれるが
フェリックスには
どうしてなのかわからない。

わからないうちに
渦中に巻き込まれていき
当時のユダヤ人が体験したであろう事を
彼も体験していくことになる。

ゼルダは
途中で出会う、両親を虐殺された幼い女の子。

ゼルダに出会うことで
辛いときに物語を作って話すということを
生きがいにしていくようにもなる。



重いテーマなのに
さらっと読めてしまう。

主人公のフェリックスは
何も知らないで
ただ、両親に会いたい・・・両親を探そう・・・
という冒険に出ただけなのに
時代の波に翻弄されることになる。

知らないで行動しているからこそ
今の時代の私たちにも読みやすいのかもしれない・・・。



評価
面白さ 
んーーー
これって、面白いという意味ではちょっと評価できないかも。

再読度  テーマによって、必要ならもう一度読む可能性あり

お勧め度 5

ユダヤ人の話っていろいろあるけど
こういう切り口のって、いいかも。
読みやすいです。



そうそう、
まるで章立てのように
「昔、ぼくは、」と
ときどき大きなフォントででてきます。

このフォントが大きい部分が
全体にリズム感をつけていて
いい感じの空気感を出しています。

しかも、たぶん、こう書かれているから
「ぼく」は「きっと生き残るんだ」と思えて
安心感をもって読めるのかも。



この作品は全部で4部作の1作目のようです。
4作目は戦後の話になるみたいです。

まだ続きの巻は翻訳されていないそうです。



2013/04/27 18:02 | 外国の作家COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

綾辻行人.『Anither(アナザー)』上・下.角川書店,2010.11

Another(上) (角川文庫)Another(上) (角川文庫)
(2011/11/25)
綾辻 行人

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Another(下) (角川文庫)Another(下) (角川文庫)
(2011/11/25)
綾辻 行人

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ちょっと前にアニメ化していたらしいのですが
全然知らないうちに終わってしまったみたいです(^^;)

綾辻さんの学園ものらしい・・・ということで
読んでみました。


夜見北中学校の3年3組が舞台です。

4月、東京から転校して通学予定だった榊原恒一。
気胸という肺がパンクしてしまう病気で入院することになる。

5月から通学できそうということで
新しいクラスメイト代表が病院にお見舞いにきてくれる。

学校へ行き始めると
クラスの中になんだか違和感が・・・。

病院でも見かけた美少女・ミサキ メイ。
なぜか不思議な存在で、ひきつけられるものがある。
話しかけたりしてみるものの
やはりなんとも不思議な感じなのだ。

そうこうするうち、
クラスの委員長が
壮絶な事故にあい、亡くなってしまう。

夜見北中には七不思議のような不思議伝説がある。
そのうち、3年3組にまつわる呪いが
今年ははじまったと言うのだ。

それは、死者がクラスメイトに紛れ込む。
一人増えたためか、
クラスメイトかその2親等以内の家族が
次々に亡くなるというもの。

呪いのために記憶が操作されるという。

死者はだれなのか。



謎解きとホラーが一緒になっています。
「死者は誰か?」「呪いを止める方法は?」
この2点の謎解きが
本格ミステリーの様相で
物語にあっという間に引き込まれてしまいます。


評価
オール 5
ですね!

もっと早く読めばよかった!!!

恩田陸『六番目の小夜子』とかのような
ホラー感もたっぷりで
しかも本格ミステリーのような
謎解きもたっぷり。

この人が死者なのか?
こっちの人も怪しいし・・・
こういう点もあやしいからそっちの人が死者なのかも。

という具合に
登場人物たちと一緒になって
あちこちみんな怪しく思えてきます。



あーもうー
こんな2冊組みたいな長編を
のんきに一気読みしてる場合じゃないほど
ホントはプライベートが忙しいのにっ!!!


けど、ホントに止まらなかったのです(^^;)



2013/04/21 18:52 |   綾辻行人COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

天野頌子.『よろず占い処 陰陽屋の恋ののろい』.ポプラ社,2012.3.

よろず占い処 陰陽屋の恋のろい (ポプラ文庫ピュアフル)よろず占い処 陰陽屋の恋のろい (ポプラ文庫ピュアフル)
(2012/03/06)
天野 頌子

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陰陽屋シリーズ3巻目。

高校生の妖狐、瞬太は
今日もイケメンで元ホストの陰陽師の占いの店「陰陽屋」でバイト中。

文化祭のクラスの出し物、演劇で
ヒロインを狙う2人の女子からの依頼は
だんだんエスカレートしていったり
ビールを売りたいと晴れごいを依頼されたり
新聞部では手相占いをすようということになって
店長の祥明に占い方法を習いに来たり、
あいかわらず
楽しい物語です。

評価

面白さ 5
再読度 4
お勧め度 5


安心して読めるよね~。

2013/04/06 23:39 |   天野頌子COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

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