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リンドグレーン.『山賊の娘ローニャ』.岩波書店,1994.5

2014年秋にジブリがテレビアニメにするということを聞き
さっそく読んでみました。

リンドグレーンのこの作品は知らなかったです。

山賊の娘として
嵐の日に生まれたローニャ。

山賊の仲間たちに守られながら
素直にしかも元気いっぱいで活動的な女の子に成長していきます。

11歳の出来事が主な内容。

あるとき、自分たちの砦のあちこちを冒険していると
北の城の部分に入り込んでいるボルカ山賊の少年ビルカと出会います。

同じ日に生まれた2人は
仲良しになるのですが
彼らの両親は
それぞれの山賊の頭で
敵であり
仲間になるなんて考えられないような状態です。

冬を前に
2人で山の中で暮らすことにするのですが
冬の寒さに勝てず
それぞれの家に連れ戻されます。

魅力的なキャラクターがたくさん登場し
予想外の展開が続きます。

彼らの森にひそむ
鳥女とか小人とか不思議なキャラクターもたくさん登場します。

森や不思議な生き物や
知らない部分がありそうな大きな砦や
映像にしたら
とてもすてきだろうな~と思う要素がたくさんあります。

どうか、イメージダウンになるような
くだらないものだけは作らないでほしいです。

ゲド戦記みたいな失敗はやめてほしい!と、願います。


評価
オール 5

やっぱりさすが
リンドグレーン・・・と思います。

本当に素敵なんです。

アニメの前に読んでほしいかも。


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2014/05/25 23:17 |   アストリッド・リンドグレーンCOMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

ソフィア・ベネット.『リアル・ファッション』.小学館,2012.4

とってもお勧め!

14歳の女の子たち。

主人公のノニーはファッションに夢中。

友だちのジェニーは女優デビューして17歳のイケメンアイドルと共演。彼に恋しています。

もう一人の友達エディは優等生。
ハーバード大をめざしていて
ブログになんでも書いています。


エディがボランティアで読み書きを教えている少女がいます。

12歳のウガンダからやってきたクロウという黒人の少女。
識字障害があり、文字を読むのが苦手です。

クロウはファッションに興味があり
自分で服をデザインしてつくっているので
エディがノニーに紹介します。

クロウとノニーが出会い
ノニーは自分はファッションが好きだけど
デザインするのではなく
裏方のサポートをすることが好きだと自覚していきます。

ノニーはウガンダの難民キャンプの出身で
家族と離れてイギリスにきています。

エディがブログを通じて
難民への支援を訴えたり
ノニーの人脈でクロウの才能が花開いたり
子どもながらにできることを実践していく
成功物語。


ファッションショーのシーンなど
リアルで本当にステキです。


ファッション好きならぜひ!


評価
オール 5

アメリカで2013ドラマ撮影開始だとか。
本当に面白いです!

2014/05/25 23:00 | 外国の作家COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

『エール!1 お仕事小説アンソロジー』.実業之日本社,2012.10



大崎梢、平山瑞穂、青井夏海、小路幸也、碧野圭、近藤史恵
の6人の作家さんによる、お仕事小説の書き下ろしです。

短編集です。

女性でお仕事をしている人が主人公です。

漫画家の物語『ウェイク・アップ』
マンガを描くってことは、技術的なものだけじゃだめなんだなぁ・・・と
思うようなところがいっぱい出てきます。

通信講座講師『六畳ひと間のLA』
通信教育って見えない部分がいっぱいあるけれども
そんな講師の先生の苦労とか考え方とか。

プラネタリウム解説員『金環日食を見よう』
金環日食のイベントを企画していくうちに
いろいろな人たちの思いが交錯していきます。
世紀の天体ショーとそこに集まる人たち。
読後感もとてもいいです。

ディスプレイデザイナー『イッツ・ア・スモール・ワールド』
大きな仕事をしていたのに、
町の蕎麦屋さんのパッケージデザインぐらいの仕事しか
こなくなったと悩む主人公。
小さな仕事だからこそ得られる喜びを見つけると・・・。

スポーツライター『わずか四分間の輝き』
スポーツライターって大変なんだろうな・・・と思ってしまう。
商業部分とゴシップ部分。
でも、本当の意味での選手の味方になる人っていうのは?
善悪も含めて考えさせられます。

ツアー・コンダクター『終わった恋とジェット・ラグ』
英語ができれば就職できるのか。
と悩んでいた主人公。ツアーコンダクターとして仕事をこなす。
新婚旅行の人たちが多く混じるツアーの中に、元彼が?!
主人公の仕事の悩み、恋や人生の悩みなど。



どれも読後感もよくて読みやすいです。
他のシリーズも読んでみようかなぁ。

評価
面白さ 4
再読度  4
お勧め度  5

2014/05/25 22:58 | 複数作家執筆COMMENT(0)  TOP

柴田勝茂.『きみに会いたい I Miss You』.あかね書房,1995.3




中学生の女の子が主人公。



人の心のつぶやきが聞こえてしまうという力を持っている。



ある日、12-3歳の少年のつぶやきが聞こえる。

それは、自分と同じように

他人の心のつぶやくが聞こえてしまうことで悩んでいる少年だった。



少年は会いたいというが

あわないでいようとする。



しかし、少年の力はかなり強いようで

イメージなども読み取ることができるようだ。



私が2年C組の美和子だってこと、

名札などの映像イメージから読み取ってしまうのではないか

そんな恐れを抱くようになる。





そのうち、少年の心は荒んでいき

東京から一番近い原発で

事故が起きるよう、彼が望むようになる。





美和子は少年の暴走を止められるのか?!







評価

面白さ  5

読みやすさ 4.8

再読度  4.6

お勧め度 5





設定といい、進み方といい、

ちょっとライトノベル風な要素のある物語です。



美和子は ほんわかした優しい少女。



少年はちょっと人間味にかけるような冷淡な雰囲気。



原発事故のイメージの描写が

リアルで怖いです。



出版当時は、原発事故なんてありえない

と思っていた時代だったでしょう。



今は、原発事故を経験したので

リアルさに怖くなってきます。



ちょっと古い本ですがおすすめです。

2014/05/25 22:41 | 日本の作家 さ行COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

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