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椋鳩十、いろいろ。その1

本音をいうと
どうしても私の中で平均点以上の点数のつけにくい作家さんと言える。
きっと私が「嫌いじゃないけど・・レベル」の動物好き(苦笑)だから
この方のように「ものすごく動物好き」というのに
気持ちがついていけないのが原因なんでしょうかね(^^;)

それでも、いろいろあって
椋鳩十を大量に読む必要が出てきたので
秋ぐらいからじわじわ読んできました。

そこから印象に残ったものをまとめて紹介。


椋鳩十まるごと愛犬物語 (フォア文庫)椋鳩十まるごと愛犬物語 (フォア文庫)
(1997/07)
椋 鳩十

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今回あれこれ読んだ中でこの本が一番好きかも。
この本って、理論社・・・。
もしかするともう手に入らないのかもしれません。

『愛犬カヤ』は、中学生の男の子が飼い主の物語。
実は別の資料(『現代日本文学全集22 椋鳩十名作集』.偕成社,1964.4.)で、
椋鳩十の愛犬としてカヤの写真をみました。
戦時中に発表されたというこの作品。
勇ましいところがあるものの、なんだか切なさもあります。

他にも実際に飼っていた犬をモデルにしているのだろうな・・・というもののようです。

この本では、後書を椋鳩十の長男さんが書いています。
後書の中で、犬は2匹しか飼ったことがなく、どちらも「マヤ」という名だったとか。

はじめのマヤは 次男が病気の犬を拾ってきたのがきっかけで
この本掲載の『弱い犬』のモデル。

『弱い犬』では 花子という少女が飼い主としてでてきます。
しかも小学生ぐらいの女の子という感覚。
実際は高校生だった次男が、花子のモデルだそうです。

2番目のマヤは、この本掲載の『熊野犬』だそうです。
この物語での「私」は作者自身がモデル。

この物語は、のちにもっと書きこまれて
『マヤの一生』という物語になっています。
マヤの一生 (子ども図書館)マヤの一生 (子ども図書館)
(1970/10/31)
椋 鳩十

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熊野犬のかしこい犬マヤ。
家族と過ごした幸せな成長記録が前半部分に書かれています。
ところが戦争が激しくなり、食料も不足するようになってきました。
犬を飼うのは贅沢だと言われ、連れてくるように言われます。
連れて行くと殺されてしまいます。
そこで「私」は警察署長あてに嘆願書を書きます。
マヤはお国のために戦地に向かう青少年のために書く物語の研究材料だから
このまま飼うことをゆるしてほしい・・・と。
最終的にはマヤは連れて行かざるを得なくなります。

先ほどの本の後書でも
椋鳩十の長男の方が、このマヤ以降、うちでは犬を飼わなくなった・・・と書かれています。

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2011/01/29 14:55 |   椋鳩十COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

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