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三浦しをん.『風が強く吹いている』.新潮社,2009.7.

風が強く吹いている (新潮文庫 み 34-8)風が強く吹いている (新潮文庫 み 34-8)
(2009/06/27)
三浦 しをん

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中学生に「走る」テーマの本が人気・・・と言っていた友人に
あさのあつこの『ランナー』は微妙だったかも・・・と伝えたら
「この本なら絶対に失敗ないから」と勧められたのがこれ。


文庫本で厚さが2㎝以上あって
ちょっと気合いがないと読めないかも・・・・と躊躇しつつ読みだしたのに
1日で読んでしまいました。

久々に寝不足パターンの本です。



清瀬灰二(きよせハイジ)は銭湯の帰りに
万引きをして走り去る人物の走り方をみて
彼の「走り」にひとめぼれしてしまう。

走っていた人物、蔵原走(くらはらかける)は
高校時代に名のある陸上選手だったが
問題をおこし
陸上とは縁のない寛政大学に入学が決まっているが
住むところもなく
お金もなく
野宿していて
飢えをしのぐために万引きしている事を知る。

ハイジは
同じ寛政大学の学生が住む
ボロアパート・竹青荘(ちくせいそう)に走を誘う。

10人目の住人となった走。

アパートには個性的なメンバーがそろっていた。

そこへ、ハイジが爆弾発言をする。

この10人で箱根駅伝をめざそう・・・と。

正月にテレビ放送される箱根駅伝は
関東の大学ならどこでもエントリーできるのだとか。

ハイジは高校陸上の時代に足にけがを負い
陸上から離れていた。
その他のメンバーはほぼ素人の集団。

10人の一人でも欠けると出場できないぎりぎりの中で
まずは秋の予選を目標に
その後は、箱根駅伝で頂点を見よう・・・と
それぞれの思いをこめて走る。



ここまでで半分。



後半は箱根駅伝の当日。

ひとりひとりの走りに
それぞれのドラマがあって
ひとりで走るのだけど
ひとりも欠けてはいけないことでのお互いに対する信頼感など
複雑で奥が深いドラマが展開します。




最後まで読んでも
もう一度読み返したくなるような
素敵な青春物語。



走ることって
何にでも通じるものなんだね~。

なんだか私もちょっと走ってみたくなりました。

もちろん、こんな風には走れないけど
ジョギングぐらいでも
楽しめればいいかなぁ~と。


評価

もちろん オール 5


読書感想文も書きやすいかも。
いろんな人物が出てくるし
エピソードも多様で
自分自身に置き換えれるところが
誰にでも絶対にありそう。

背景で支えてくれる人たちも大勢いて
その人たちにも
何らかのドラマがあるだろうと想像するのも楽しいしね!


ルピは 最小限しかない一般書。


登場人物は
かなり個性的な集団で
ライトノベル程ではないにしても
人物が際立っていておもしろいです。

大家さんもちょっと謎の人物だしね(笑)




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2011/06/19 10:18 |   三浦しをんCOMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

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