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阿部夏丸.『父のようにはなりたくない』.ブロンズ新社,2002.6.

父のようにはなりたくない父のようにはなりたくない
(2002/06)
阿部 夏丸

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全部で8つの物語が入っている短編集です。

この方の作品で『泣けない魚たち』を前に読んだのですが
それも短編集でした。

1つの物語が30ページ前後。

表題作が一番良かったです。



中2のサトシの母親は、家庭訪問で担任からびっくりするような事を聞かされる。
サトシは
「父のようにはなりたくない」という理由で高校に進学しないというのだ。

さっそく帰宅した夫に相談するが
「それもいいんじゃないか」と取り合ってくれない。

しかし、父親も考えがあるらしく、サトシと話す。

父と川へ釣りに行くことになるサトシ。
釣りの方法は
父はエサをつけて釣る昔ながらのやりかた。
サトシはルアーを使うことにはまっている。

狙う大物がつれなくて悔しい思いをする時
父が主流じゃない方法・・・2人の釣り方の両方をとりいれてみたらどうか・・・という。
うまくいき、大物が釣れる。

釣りを通じて
2人はいろいろな言葉を交わす。



こんなお父さんいいよね~♪
サトシもちょっぴり成長したかな?



その次の『みんな頭がついている』では
夏休みに滞在する田舎の
おじいちゃんがとってもいい味だしています。

お兄ちゃんは5年生のヒロ。妹はサチ。
お母さんは都会の普通のちょっと過保護なママという感じで
おじいちゃんの田舎風(?)の
なんでも体験させよう的な子どもの接し方が
気に入らない。

斧で木を切ったり
出刃包丁を使わすなんて
危ないからやめさせてほしいと考えている。

サチは頭のついた魚が食べられない。

けれど
おじいちゃんとヒロにくっついて
ザリガニ釣りをしたり
そのザリガニを素手で解体してエサにして
魚をつったりするうちに
頭つきの魚も食べれるようになる。



というようなストーリー。



その他も
そういや『泣けない魚たち』も
川遊びを中心にした本当の意味での懐の大きな大人とのふれあいで
成長していく子どもの物語です。




評価
面白さ  4.9 (作品によるので4.5~5かな。)
再読度  面白かったやつはまた読むかも
お勧め度 4.8 
川遊びが好きなら、かなり面白いと思う。
そういうのが苦手なら面白くないかも。
むしろ、子育て中の男性にお勧め!


ルピなしの一般書。

内容は中学生ぐらいから充分楽しめる。
とくに表題作は中学生&その親に
ぜひお勧め!
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2011/07/08 07:06 |   阿部夏丸COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

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