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百田尚樹.『永遠の0(ゼロ)』.講談社,2009.7

永遠の0 (講談社文庫)永遠の0 (講談社文庫)
(2009/07/15)
百田 尚樹

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祖母が亡くなり、おじいちゃんからびっくりするようなことが告げられます。

おじいちゃんだと思っていた人は、実は血のつながりのない人・・・。

記者の姉にたのまれて
本当の祖父のことをしらべることになります。

特攻隊員として亡くなったということ、
宮部久蔵という名前。

15歳から26歳までの11年間、海軍の飛行士をしていたこと。

おばあちゃんと結婚していて
女の子(主人公の母)がいたものの
ほとんど家にはいなかったこと。

など、ほんの少ししか手がかりがありません。

海軍の戦友会から
いろいろな戦友会を教えてもらい
祖父のことを知る人を探し、
一人一人に会い、話しを聞いていくうちに
祖父のひととなりを知り
特攻隊の悲劇を知ることになる。

祖父は
臆病だった・・・それには理由があった。
出会った人たちの幸せを願っていた・・・。
などなど
本当にさまざまなことがわかってくる。

最後の時も、
運命が紙一重の状態で
祖父の命を奪ったのだと知ることになる。
おじいちゃん・・・祖母の再婚相手。
祖母は女の子(母)の後に
再婚相手のおじいちゃんとの間にも
男の子をふたりさずかっている。

ラストにわかる
おじいちゃんの大きな秘密や
心の葛藤も見えます。

姉も、祖父の人生をみつめることで
自分自身の人生もみつめることになります。

いろいろな人に会って
話を聞いていく。

短編集のような形式なのですが
それが、読みやすいし、話し手として
祖父のことを語る人たちの
戦後の人生も垣間見えて
心をゆさぶられる・・・そんな1冊でした。

評価
オール5

やっぱり売れている本はすごいです。
140万部突破とか、帯に書いてありました。

重いテーマなのに読みやすいです。

私の母の叔父にあたる方が
特攻帰りの方でした。

とても子ども好きで陽気で楽しい人でしたが
ちょっと変わったところがあって
そんな時、祖母は「心に傷があるの」と
よく言っていましたが
なんとなくわかるような気がします。

こんな過酷な生活を強いられていたのなら・・・・。

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2013/03/07 22:03 |  百田尚樹COMMENT(2)TRACKBACK(0)  TOP

コメント

百田さんは

朝日放送「探偵!ナイトスクープ」の放送作家さんでもありますね。

作中のステレオタイプな左翼系(?)新聞記者の描写はちょっと…と思いましたけど、ストーリイのテーマはものすごく普遍的だし、しかもエンターテインメントとしてはミステリ的な興味でもってぐいぐいと読ませるパワーがありましたね。

No:124 2013/03/08 12:31 | keep9 #- URL編集 ]

Re: 百田さんは

確かにあの新聞記者は、「お笑い用員か」ってほど極端な設定ですが
物語のメリハリを出すための敵キャラ設定なんだろうと・・・(笑)

百田さんは放送作家さんなのですね。
その番組は私も好きです。

No:126 2013/03/11 13:57 | 桜の葉 #- URL [ 編集 ]

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