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辻村深月.『島はぼくらと』.講談社,2013.06

島はぼくらと島はぼくらと
(2013/06/05)
辻村 深月、五十嵐 大介 他

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直木賞受賞後の一作目。

瀬戸内海の架空の島、冴島。

そこに住む高校生の同級生の4人を中心に
物語がすすみます。

瀬戸内海にあるのに、火山のある島という
瀬戸内海には火山島はないので
明らかに架空だとわかるような設定になっているのでしょうね。

朱里(あかり)は
父はすでに亡くなっているものの
島独自の男性同士が結ぶ[兄弟]という関係のおかげもあって
村長をはじめ、いろいろな人たちからの助けも受けて
生活している。

ヨシノという島の人とIターンの人をつなぐ仕事をしている人が
島の中でキーポイントになっている。

母はその人のすすめで
魚介類や海藻など
海のものを加工・販売する会社を経営している。

本人は、肝っ玉母ちゃん的は感じになりそうな
明るくて活動的な性格。


衣香は
網元の家に生まれ育った美少女。

網元の家なので、高校卒業後に島を出ることは
考えられないという環境。

しかし、物語がすすむにつれ、自分の将来を考え
島のためになる技術を身につけるために
進学して勉強したいと悩むようになる。


新は
脚本家を目指す少年。
衣香に淡い恋心をいだいているものの
言い出せないでいる。


源樹は
Iターンでやってきた家の子。
父は島で旅館を経営。

幼いころ両親が離婚し
デザイナーの母は島を出て行ってしまう。

その時(幼稚園のころ)、
朱里が島の男性の風習である[兄弟]になろう
と言ったのをきっかけに
島にとどまる決心をする。

兄弟の関係を断ったのは、
兄弟だと結婚できないから・・・という理由。


島では同級生はこの4人。

他にも
島の住民や
Iターンでシングルマザーの蕗子や
島を訪れるいろいろな人たちとの
交流や苦悩を感じて
彼ら4人は
それぞれの進路に悩み
夢をつかもうとする。



読後感もさわやかな
青春小説です。


評価
面白さ  4
 はじめはちょっとまったり。
 後半、いろいろな事件が次々おきて
 どんどんおもしろくなっていきます。
おすすめ度 5
再読度   4.8


基本は高校生の間の物語なんだけど
ラストにエピローグ的に
25歳になった彼らをちょっとだけ見れます。

それがまた、とっても
胸キュンな感じです!
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2013/09/16 17:05 |   辻村深月COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

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